この本では、メディアや国が報じる環境問題のウソをデータを用いて説明しています。
ペットボトルをリサイクルしようとすると、そのまま焼却するよりもCO2の排出量が多いそうです。
国は「地球温暖化防止」と声高々に宣言しているため、環境に良さそうなイメージのあるリサイクルを精査しないまま推進した結果、このような状態となっているとのことです。
メディアが真実を報道していないことも問題点と述べられていました。
ペットボトルのリサイクル以外にも、ダイオキシンのウソや水素自動車のウソなど、普段テレビを見ているだけでは気付けなかった内容を知ることができて、勉強になりました。
この本のシリーズは残り2冊あるので、その2冊も今後読んでみたいと思います。
中学生や高校生でも読めるように、難しい説明は使わずにわかりやすく書かれている本です。
幅広い年代の方におすすめの一冊です。
それではまた。