29歳の教科書 越川慎司

この本は、働き方改革をコンサルするクロスリバーという会社を起業された越川さんが書かれた一冊です。

 

29歳の教科書

29歳の教科書

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この本の中では、会社が従業員を守るという終身雇用の考え方は今後益々減っていくため、個人一人ひとりがスキルを身に着けて、このオープンワールド化した世界を生き抜いていく必要があると説いています。

 

その各個人の実力が重要視されていく社会において、いかにしてスキルを身に着けるか、また他の人材との差別化を図るかということが書かれています。

 

特に印象に残っているのは、「働きがい」の分析です。

 

「働きがい」を得るには、Must(会社が求めるもの)、Can(自分ができること)、Will(自分がやりたいこと)の3つの円を意識する必要があり、この3つの円が重なっているのが「働きがい」を得られている状態と書かれていました。

 

自分のWill,Canと会社のMustを意識して、これら3つの円が重なっていない状態

なら、それを改善する方法として転職という手段もあると感じました。

 

転職以外にも、フリーランスを成功させる要素についても書かれていて大変参考になりました。

 

社会人の皆さんにおススメの一冊です。

 

それではまた。