先日、東京ビッグサイトで開催された資産運用EXPOの不動産投資展に行ってきました。
不動産投資には興味があるものの、この業界は悪い人間が沢山いると思っているので、
会場に入る時、
「これから視界に入る人間は全員悪人」
という気持ちで臨みました。
案の定、フロアに降りた瞬間から沢山の不動産業者が群がってきました。
この感覚は、東南アジアに旅行で訪れた際、現地の空港の入国ゲートを通った瞬間のものに似ています。
その時も沢山のタクシーの運ちゃんが群がってきました。
彼らの中では「カモが来た!」という感覚でしょう。
話が脱線しました。
不動産投資のコーナーでは、各社ブースを出しており、そこで投資の詳細を聞くことができました。
各社、色々な投資を紹介していました。
・新築区分マンション投資
・中古区分マンション投資
・地方築古物件投資
・レンタルスペース投資
・パーティールーム投資
などなど、、
時間が足りず、各投資に関して数十分ずつしか話を聞いておりませんが、断トツでやばいと思ったのが新築区分マンション投資の内容です。
まず、そもそも月々のキャッシュフローがマイナスになることをシミュレーションで謳っています。
物件購入初期の段階でも、月々5千円ほどの出費が発生します。
(固都税を考慮すると、月々1万円ほどのマイナスとなります)
更に、経年により家賃の下落、修繕費の上昇が発生するため、このマイナス分はどんどん増えていくと考えられます。
それがローンを払い終えるまでの35年間続きます、、
業者さんは老後の年金対策を謳っておりましたが、
そもそも新築で6万円ほどの家賃なので、35年後には大幅に下落して年金に当てがえないレベルになっているかもしれません。
また35年後に達する前に、入居者入れ替え時のリフォーム代や、大型修繕費で相当な出費があることも見込まれます。
あくまでも自分の印象ですが、絶対に手を出してはいけない投資だと思いました。
もっと勉強して知識を付けていこうと思います。